初めましてmilukyと申します。今回はシーズン6の構築記事になります。順位は高くありませんがこれから順位を伸ばしたい自分の記録用として書かせて頂きます。
【順位】
メイン4027位 サブ8000位程
最終日 瞬間最高2500位
【構築経緯】
前期から今期の中盤まで使用感の良かった飛テラカイリューを軸に構築を組み始めた。
自分が1番レート高かった時に使用していた構築が初手テラスの対面構築だった為、対面寄りに構築を組む事、カイリューは殆んどの試合でテラスする事を想定している為、後ろのポケモンはあまりテラスを切らずに強いポケモンで固める事にした。
次に数的有利を取っても巻き返してくるミミッキュや、カミ、パオジアンに対してバレットパンチが刺さる事と、ツツミのハイドロポンプを耐えながら弱点を突いて倒したいという点からチョッキハッサムを採用。
カイリューの神速をゴーストテラスでケアするポケモンが増えた事や、受けに出てきやすいディンルー、カバ等に対してテラスを切らせやすく、積んでしまえばドヒドやチオンジェン等を崩す事ができる剣舞パオジアンを採用。
初手でカイリューと相手のパオジアンが対面した時の引き先としてクッション役が欲しかった為、水ロトムを採用した。
ここまでで相手の水ロトムやキョジオーンが重かったのと、受け構築に出せる残飯ハバタクカミを採用。ここまでで炎打点が少ない、相手の後続のテツノドクガを上から叩けたり、悪波で上振れを狙えるスカーフイーユイを採用し構築が完成した。
【コンセプト】
・カイリューで荒らして数的有利を取り、裏で詰める。
・上振れ要素で少しでもアドを取る
【単体解説】
1.カイリュー
テラスタイプ:ひこう
性格:意地っ張り
特性:マルチスケイル
実数値:167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)
持ち物:するどいくちばし
技構成:テラバースト/神速/地震/アンコール
破壊神、、この構築の軸、対戦の7割はこのポケモンを初手に出してテラバースト撃ってた。
中盤まで鉢巻を使っていたが、くちばしに変えてから使用感の良い点として、
・初手に地震神速を交代やテラスで無効にされると不利になりやすい展開をケア出来る。
・アンコールが火力で押す以外の詰め筋として強い。
・飛テラを見て鉢巻と誤認した相手に対して撃ち分けが刺さる。
・鉢巻飛テラバでもチオンジェンは耐えるし(何で??)、拘らない事で立ち回りの幅が広がった。
等の理由で強い所しか無かった。
選出率1位。
2.ハッサム
テラスタイプ:水
性格:意地っ張り
特性:テクニシャン
実数値:177(252)-200(252+)-120-×-100-86(4)
持ち物:とつげきチョッキ
主にミミッキュ、カミツツミが並んでるパーティーに対して活躍した。
ラス1ミミッキュに3タテされるのを防いでくれたり、後ろから出てくるカミ、ツツミ、パオジアンのストッパー、或いはテラス吐かせる役として機能してくれた。
水テラバーストはウルガモスやイーユイに対して撃つつもりだったが、そもそもこのポケモンにテラス切る事があまり無かったので検討した方がいいと思った。
選出率2位
3.パオジアン
テラスタイプ:あく
性格:意地っ張り
特性:災いの剣
実数値:155-189(252+)-108(60)-×-85-180(196)
持ち物:黒い眼鏡
技構成:つららおとし/噛み砕く/不意打ち/剣の舞
先制技持ちのスイーパー役
つらら怯みで一気に試合序盤のテンポを取れたり、初手カイリューと鉢巻パオジアンが対面した際、つらら読みでパオに引いて剣舞していくムーブが強いと思っていたが、上から聖剣撃たれて沈むことが多かった。
チオンジェンの宿り木、テラス様子見守るのターンに剣舞詰めば悪テラ噛み砕くとつららで3タテすることも少なくなったこと、上振れは自分が順位を上げる為に必要だと思ってたので最後まで手放せなかった。
選出率4位
4.Wロトム
テラスタイプ:鋼
性格:図太い
特性:浮遊
実数値:157(252)-×-174(252+)-126(4)-127-106
持ち物:オボンのみ
初手カイリュー相手パオジアン対面、
アクセル全開の飛テラバで突っ込んでた自分に対してのブレーキ役。このポケモン入れてから相手の物理に対して引く選択肢が取れるようになり、即負けの択を減らしてくれた。
水ロトムの採用を検討する際、Twitterで対面構築はクッションがいると安定感が増すとアドバイスをいただいたので採用した所、立ち回りの幅が増し、構築の潤滑油的な存在になったので採用して良かった。
主にカイナやラッシャ等がいた時は出すようにしていた。
選出率3位
5.ハバタクカミ
テラスタイプ:ほのお
性格:臆病
特性:古代活性
実数値:161(244)-×-105(236)-155-155-174(28+)
持ち物:食べ残し
終盤相手のパーティーの殆どに水ロトムパオジアンの並びが入っており、カイリューがその2匹を誘いうのでそれらに強い特殊アタッカーとして最終日に採用した。
眼鏡やスカーフで火力を押し付ける型も使用したが、パオジアンの不意打ちを透かしてアドを取れたり、ドヒドチオン、キョジオーン等を起点にする事で、カイリューで見るのが難しいポケモン達を相手してもらっていた。
選出率5位
6.イーユイ
テラスタイプ:あく
性格:ひかえめ
特性:災いの珠
実数値:161-(244)-×-102(12)-180(68)-141(4)-143(180)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:オーバーヒート/火炎放射/悪の波動/カタストロフィ
相手に使われていて強かったので、最終日のみ投入したポケモン、炎技打点が少ないと思って投入したが、よく見るイーユイでは対策され過ぎてて動かしづらかったのと、ほぼ悪波怯み狙いで思考停止で投げてしまってたのが自分が使用していて良くなかった点だと感じた。
選出率6位
【選出】
基本
カイリュー+@2
対ツツミカミ→ハッサム
対チオンジェンサイクル→パオジアン
対ミトム+四災→ハバタクカミ
は意識して選出していた。
初手でカイリューがパオジアンやセグレイブと対面しそうだったり、相手のクッションにヘイラッシャがいそうな場合は水ロトムを後ろに置く事
等を意識した。
【感想】
S6は負け試合からたくさん学ぶ事に力を入れて取り組みました。選出を見直したり、「自分がどういう風に勝ちたいか」をイメージする事で自分の得意な戦い方に気付いたり、構築のブラッシュアップで構築の穴を埋めていく感覚を学ぶ事ができました。
前までは負け続けた時に「構築のどこを変えたら対策出来るか」を考えるよりも、今の構築を捨てて他の軸にすぐ乗り換えたり、構築の練度を上げていく事をあまり気にしなかったように思えるので少しだけ成長出来たように思います。
最終日深夜集中力が消えて甘えた技選択してディンルーに耐えられたり、大事な試合なのにダメ勘で戦ったりして爪が甘い部分も数えればキリがないので、一つずつ自分の課題をクリアして行って目標レート2000、憧れのトッププレイヤー達を超えれるように頑張っていきます。
対戦相手の方、Twitterで構築アドバイスを下さった方、本当にありがとうございました。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
@miluky_pokezan